その鼻水、どこから?風邪かアレルギー性鼻炎か、その両方か

知りたいことがあるときはとりあえず本で!

というわけで、「アレルギーの子どもの免疫力を高めたいんだな…」と一目でわかるセレクトですが、図書館で借りてきました。

鼻を中心とした症状は見分けがつきにくい

「子どもの花粉症・アレルギー性鼻炎を治す本」の冒頭に「風邪かと思っていた子どもの症状が、実は花粉症や、アレルギー性鼻炎によるものだったという例が増えています」とあります。

息子もまさにこの通りで、鼻水・鼻づまり・咳などの症状で何度も小児科や耳鼻科を受診しましたが、「風邪じゃないかな」と言われアレルギーを疑われたことはありませんでした。

風邪かアレルギー、必ずしも「どちらかだけ」とは限らない

息子は現在2週間に1回の通院で、徐々に薬の種類と量を減らしていっています。

前回先生に言われたのは「エアコンや学校のプールで症状が悪化するかもしれないよ」ということ。「エアコンのカビやホコリに反応するかもしれないし、プールの消毒薬に反応するかもしれない」「学校のプールの後家に帰ってきてエアコンでキンキンに冷えた部屋で風邪をひくってこともあるから、結局何が原因かわかりにくいんだよね」と。

いや、本当にそうなんですよね…。アレルギーの症状なのか、風邪の症状なのか、どちらもなのか。わかりにくいから受診が難しいなあとしみじみ思います。

自然には治らない

そのうち治るだろうから、では治らないのがアレルギー性の鼻水。

我が家でも息子の鼻水を放置していたわけではないのですが、受診して風邪だと言われる→寝苦しいほどの鼻づまりや咳など激しい症状は治まる→何となく治ったような、いないような…まあ病院は行ったしなぁ…というのを繰り返してしまっていました。

今考えると、さっさと「アレルギーかも!」と気付くべきだったし、病院でも「アレルギーじゃないかと思うんですけど」と切り出せたらよかったのです。鼻風邪をひいてしまったときなど、大人でもモヤモヤして辛いのに、子どもなら尚更イライラモヤモヤしたことでしょう。

毎晩9時前に寝せているのに朝なかなか起きられなかったのも、「この子寝返りたくさんするでしょ?鼻水で眠りが浅くなってるから、朝起きられなくなるんだよ」と言われ、そうだったのか…と。

命に関わるような症状ではありませんが、鼻の不調は生活全体に影響を及ぼしてしまうので、子どもこそ「そのうち治るかな」ではなく早目の受診が肝心なのだと身に沁みました。

 

アレルギーに関する本やサイトはたくさんありますが、わたしのように「子どもがアレルギー性鼻炎と診断されたけれど、具体的にどうしたらいいの?」という方にはこちらがおすすめです。「花粉症」と「アレルギー性鼻炎」に特化した本なので、診察を受けるところから、アレルゲンを除去・回避するための対策、薬の使い方、そして免疫療法まで。知りたいことがまとまっています。

ホコリやダニの死骸を上手に掃除することと、薬をきちんと飲ませること、そして免疫力を高めるためにとりあえずヤクルトを飲ませています!症状は改善してきたけれど、果たしてどれがどのように作用したのかは謎なのでした…。

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