ピアノの発表会!上品に見えるドレスと小物選びのポイント

娘は年中から、息子は年長から、ピアノを習っています。


ふたりが通うピアノ教室では、9月と3月に発表会があり、娘はその他にコンクールにも出ていたので、多いときで年に5回程ドレスを着る機会がありました。

肝心なのは見た目より演奏、というのは百も承知ですが、せっかくならかわいく着せたいよね!ということで「かわいく上品に見える」ことに的を絞ったドレスと小物選びについて書いていきたいと思います!(あくまで「趣味のピアノ」です!音大やプロを目指す子たちにはもっと別のノウハウがあると思いますので、先生にお尋ねください)

そもそもドレスって必要なの?

「普段着でもいいですよ~」というのを真に受けて行ったら、まわりはみんなドレスだった、では悲しいですよね。逆に、張り切ってドレスで行ったもののまわりはみんな普段着、というのもなかなかいたたまれません。

お教室選びの段階で「発表会に行ってみる」というのはよく言われることですが、全体の雰囲気やレベル、指導方針なんかをチェックするついでに、子ども達の服装も見ておくと後々参考になると思います。発表会に行くチャンスがなかった場合は、先生に頼んで発表会の写真を見せてもらうと雰囲気が掴めていいかもしれません。

ドレスの色は白!

発表会ではどの子も華やかなドレス姿です。淡いピンクや水色、黒もいいのですが、色とりどりのドレスの中で子ども本来のかわいらしさを引き立て、スッキリと上品に見えるのは「白」だとわたしは思います。

モデルさんが素敵なセットのなかで着ていると、カラードレスもすごく魅力的に見えるのですが、子どもがたくさん集まる場では白の清潔感に勝るものはありません。

上品に見えるのはひざ下丈

ひざより下でちょっと長めの丈が、落ち着いていて上品な印象になると思います。ひざより上の丈や、ロングドレスは、着こなしに自信があったり余程着慣れている場合をのぞいてはやめておくのが無難です。

また、ひざ下丈で買っておけば、急激に体が大きくならない限り2年は確実に着られると思います。

自分がいいなと思うものは、他人もいいなと思うもの

品物のいいドレスが低価格で買えるので、最近はネット通販でドレスを購入する方がほとんどではないかと思うのですが、同じドレスを着ている子を見かける場面が頻繁にあります。はじめにも書いた通り肝心なのは演奏!とはいえ、せっかくのドレスが被ってしまうのはあまり気持ちがいいものではありません。

かわいいなぁ、おしゃれだなぁと思って選んだ刺繍やリボンのドレスも、色や形が特徴的であればあるほど傍目からも「同じドレス」であることがまるわかりになってしまいます。

そこまで考えなくても…という気もしますが、特徴的なデザインほど「同じドレスを着ている子がいるかも」というのを頭に入れておくといいと思います。

冬でもノースリーブ

ドレスの上半身部分は、タンクトップ型で襟ぐりが開きすぎていないものがおすすめです。肩ひもの細いキャミソール型に比べて上品ですし、中に着せた肌着が見えてしまう心配もありません。

冬でも室内は暖かいので、演奏以外ではカーディガンを羽織るなどして、演奏のときにはノースリーブのままでいいと思うのですが、気になるようならこの手のボレロがおすすめです。

二の腕や肩が隠れているだけでも見た目の「寒そう」感がなくなりますし、こういったやわらかい生地で半そでのものを選べば演奏中も腕の動きを妨げることがありません。(ハリのある生地や長袖だと動きにくいように思います)

靴下ではなく、薄手のタイツで

白~淡色のドレスには白、黒のドレス~刺繍やリボンに黒が使われている場合は黒の薄手のタイツ(ストッキング)がいちばんスッキリして見えると思います。網タイツは網目の細かいものならOKですが、網目が大きくなると下品にも見えてしまうのでおすすめしません。リボンなどの柄の入ったものもありますが、ごちゃごちゃして見えるので無地がおすすめです。

フリルのついたかわいいソックスの子も見かけますが、ドレスの光沢のある生地に比べてどうしてもカジュアルな印象になってしまいます。厚手のタイツも同じ理由でおすすめしません。

薄手の無地のタイツは、しまむら(バースデー)やイオンの子ども服売り場なんかにもあります。また、大人用のSサイズだと安くて種類も豊富なので、4~5年生になったら試してみるといいと思います。

せっかくだから、靴までがんばりましょう!

子どもの足はすぐに大きくなる上に、滅多に履かないとなると手持ちの靴で済ませたくなりますよね…。ただ、せっかくドレスを上品にまとめても、足元が手持ちのカラフルなスニーカーだったりサンダルだったりするとチグハグになってしまうので、どうせなら靴までがんばってほしいなと思うのです!

ネットショップもいいのですが、バースデーやGUでも1~2千円くらいで見つけることができます。写真の靴は赤い中敷きの靴がバースデー、あとのふたつはキャサリンコテージのものです。つま先がオープンでないデザインのほうが、よりきちんと感が出ておすすめです。

髪形は張り切りすぎない

ドレスだけで十分華やかなので、大きすぎるリボンやコサージュはかえって邪魔です。髪形はすっきりまとめて、ヘアアクセも「一見ちょっと地味かな」と思う程度にとどめておいたほうが、全身のバランスとしてかわいく上品になると思います。

我が家の例

 

1枚目

カジュアル寄りで、ドレスというよりワンピース。ピティナピアノステップや、ミニ発表会のときに着ていました。通販ページにもありますが、合わせるカーディガンやジャケットの素材次第で発表会や結婚式、入学式やちょっとしたお出掛けにも着られると思います。ドレスの出番が年1回でお下がりできる子もいない場合にいいかもしれません。

2枚目

お花とリボンのブーケ刺繍がかわいいドレス。1~2年生の発表会とコンクールのときに着ていました。パッと見て同じドレスを着ている子がいるとすぐにわかってしまうので、着なくなってしまいましたが、デザインとしてはこのドレスがいちばん気に入っています。

3枚目

ハリのある生地がおしゃれなドレス(現在は販売していないようです)と、ファーのベスト。3~4年生の発表会とコンクールで着ていました。このベスト、どのドレスにも合って結局6年生まで使えたので、本当に買ってよかったです。

4枚目

今までのドレス選びの集大成といった感じのこちらのドレスは、5~6年生の発表会とコンクールで着ていました。スッキリとしていて、清潔感があって、上品で、かわいくて、おすすめです。

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