息子が今年の自由研究をはじめるにあたり、まずは図書館の使い方やまとめのレポートの書き方が載っている本を1冊読んで親子で勉強したいなと思い、以前から気になっていた本を借りてきました。
「調べ学習の基礎の基礎」と「お父さんが教える自由研究の書きかた」、どちらも赤木かん子さんの本です。
改訂版 調べ学習の基礎の基礎
「調べかたの基本」を「本のしくみ」「百科事典」「調べかた」「図書館のしくみ」「レポートの書きかた」の5つのパートにわけて説明した本。オールカラーでかわいいイラストがたくさん、もちろん総ルビです。
左ページに説明、右ページにワークがあり、今読んだ説明が理解できたかチェックできるようになっています。実は次に紹介する「お父さんが教える自由研究の書きかた」の「この本の使いかた」に
もし、練習ワークが必要だとお思いでしたら『調べ学習の基礎の基礎』(ポプラ社)をお求めください。そして、そのときには必ず左右両ページをコピーしてください。左側に答えが全部書いてありますが、これはテストではなく覚えるためのワークなので、左側も一緒に渡すのがミソなのです。
とあります。どちらもわかりやすくまとまったとてもいい本なのですが、自由研究のために読むのだとしたら、「お父さんが教える~」のほうを先に読むのがいいのかなと思いました!
お父さんが教える自由研究の書きかた
一度わかってしまえば一生使える「研究の基礎」について丁寧に書かれた本。「研究するって、どうすればいいの?」「テーマを調べるのはどうするの?」「報告書の書きかた」の3つのパートがあります。
そもそも研究するというのはどういうことなのか、ということからはじまり、著作権についてや、出典の書きかた、ネットでの検索の方法、報告書の書きかたについても、社会の場合と実験の場合の2パターンが詳しく説明されているとてもありがたい本なのです…!
写真を見てもわかる通り、「調べ学習の基礎の基礎」に比べスッキリとした構成なので、わたしはこちらのほうが断然読みやすいと思いました。(好みの問題ですね)
この本は原則、見開き1テーマで構成されています。読んでそのテーマがわかったら、お子さんには、まるで自分が考えたような顔をして教えてやってください。そして次のページのテーマにお進みください。
とありますが、総ルビなのでもちろん子どもがひとりで読み進めることもできます。
とはいえ、ポンと丸投げしてしまうよりは、子どもに合わせて必要な部分をピックアップして親子で一緒に読むような使いかたがベストなのかなと思いました。(うちの息子でいうと、今年はすでに研究のテーマが決まっているので、1章にあるテーマ決めの部分は飛ばしてもいいかな~という感じ)
自由研究に関して子どもに教えておきたいことがこれ1冊にバッチリまとまっているので、まずは親御さんがざっと読んでみることをおすすめします!
もっと詳しい解説をお知りになりたいかたは『しらべる力をそだてる授業!』(ポプラ社)をお読みください。小学5年生への授業のライブ記録です。
とあったので、こちらの本も読んでみたいなと思っています。(用途に合わせた別の著書の案内があるの、すごく親切だなと思いました!)
同じシリーズに読書感想文の本もあるので、こちらも読んでみるつもりです!
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