読みやすくてためになる!子どものためのアンガーマネジメント本

昨日本屋さんで見つけた、子ども向けのアンガーマネジメント本。

出てくるのは、性格も怒りの表し方も違う4人の子どもたち。そもそも「怒り」とはどういう感情なのかというところからはじまり、「怒り」を感じたときにどうすれば落ち着くことができるのか、「怒り」の感情を把握し怒りにくい人になるにはどうしたらいいのか、そして他人に「怒り」を上手に伝える方法まで、この4人の子どもたちを通して学んでいくという構成。

普段子どもに話しているようなこと(故意に人を傷つけてはいけないとか、負の感情を表に出すことで周りから気遣いや理解を得ようとするのは幼稚だとか)を、順序立てて、丁寧に、かみ砕いて説明してくれています。

我が家で特にウケたのは、「怒りは強い人から弱い人に流れる」というところ!母(最強)→娘(姉)→息子(弟)→猫(最弱)と、「八つ当たり」や「とばっちり」の流れをハッキリ思い描くことができたので、みんなで笑ってしまいました。

中身はオールカラーで、漢字もすべてふりがな付き。「学校では教えてくれない大切なこと」シリーズや、「なぜ?どうして?」シリーズのちょうど中間といった雰囲気で、文字と絵のバランスがよく、とても読みやすいです。

30分もかからずサラッと読めて、得るものが大きいという点で、大人にもおすすめです!

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