4泊5日の香港旅行② 1日目千歳～香港

前日の夜に札幌入りし、束の間の実家滞在。香港へは15時台の便だったので、昼前に着くように札幌を出発しました。民間駐車場に車を置いて、無料の送迎バスで国際線ターミナルへ。

自分が仕切って出かける海外旅行なんて初めてですから、そわそわして落ち着かず。チェックインを済ませ、昼食を取り、早々にゲート内に入りました。

今回の旅唯一にして最大の失敗！

座れるところを見つけてようやく一息ついているときに思い出しました…。

レンタルWi-Fiを受け取っていない！！！！！

事前にもらったメールで、ゲートを越えてからは絶対に受け取れないと読んでいたのに！朝まではちゃんと覚えていたのに！（空港に着いたときにはもう忘れていました…）

下調べはしたものの、向こうでの観光は検索に頼る気満々だったので、ほんとにもう、真っ青になりました…血の気が引くってこういうこと…。とりあえずキャンセルの電話をかけ、確かホテルでWi-Fiが使えたはず…と震える手で検索しました。するとホテルの口コミに「部屋に一台無料で使えるスマホがあり、外出先でもWi-Fiが使えてよかった」ようなことが書かれているではありませんか！！！！！

よかったーーーーーーーーーーーーーー！

正直、この情報を知らなかったら香港までの約5時間、ずっと心ここに在らず、になっていたと思います…。

家のようにくつろぐ息子

子ども達もぐずるような年齢でもないので、特に何も用意していなかったのですが、さすがの息子、離陸から時間がたちOKになるやいなやテーブルをたおし、お菓子とジュースとiPadを取り出しました…！もう家じゃん！

お得意のAmazon Videoを見はじめたのですが…そう、息子はWi-Fiがないところでもアニメを楽しもうと、事前にダウンロードしてきていたのです…！！！！！いや、びっくりしました…。抜かりない…。

思わぬところで子ども達に尊敬される

機内食を食べたりちょっと眠ったり、自由に過ごしていると、息子の隣に座っていた女性がフレンドリーに話しかけてきました。

香港のすぐ近くの深圳に住んでいるという彼女、「香港には何度も行ってるから何でも聞いてちょうだい！」というので、そこからはガイドブック片手に「ここはおすすめ」「これは食べたほうがいい」と教えてもらったり、こちらが北海道観光の話を聞いておすすめを教えたり、拙い英語と漢字交じりのメモのやり取りでものすごく楽しい時間を過ごすことができました！ペインちゃん、ありがとう！（連絡先を交換し、帰国してからもやり取りしています！）

子どもたち、英会話のオンラインレッスンや、学校の英語の授業など、今まで外国の方と話す機会はあったのですが、それはすべてお膳立てされた場。旅行で突発的に、隣に座っていた外国人から英語で話しかけられる、という体験はかなり新鮮だった上、「なんだか知らないけど会ったばかりの外国人と盛り上がっている母」というのがかなり衝撃的だったようで「友達になれるなんてすごいね…！」と尊敬されてしまったのでした。

香港到着

そんなこんなで無事に香港に到着！父と母は日本で香港ドルへの両替をしてきていたのですが、わたしはレートがいいと見かけたので香港空港で両替をすることにしていました。（旅の間何度か両替をしましたが、空港がいちばんレートがよかった！）

荷物を受け取り、送迎バスの受付へ。出発までの時間、さっそく空港のWi-Fiにつなぎます。

他の利用客と一緒にバスへ。わたしたちが乗るマイクロバスの隣に警察の車が停まっていたのですが、無人だと思ったこの車、実は何人も警察官が乗っていて、子ども達にむかって全員で思いっきり手を振ってくれて面白かったです。

ホテルまでは、他のホテルも経由して何だかんだで1時間くらいかかったのですが、初めて目にする香港の景色が楽しくって！

息子が「未来みたい…」とつぶやいたように、郊外の夜景はビルの形がそうさせるのか、今までに見たことがないような一種独特な雰囲気。街中に入ると、テレビや雑誌で見たような看板のネオンがひしめくザ・香港！という景色。着いて寝るだけになってしまうのが残念だな～と思っていましたが、夜の到着というのもいいものでした！

HYATT REGENCY HONG KONG,TSIM SHA TSUI

ホテルは、尖沙咀にあるハイアットリージェンシー。K11というショッピングモールの上にあります。

到着が22時頃だったので、ショッピングモールのほうはすでに閉店。開いていたらスーパーに寄りたかったのですが、仕方ないのでホテルを出てすぐのところにあるセブンイレブンで飲み物やおやつなどを仕入れました。（このセブンには滞在中何度もお世話になりました！近くてよかった！）

みんな疲れ切っていたのでぼんやりチェックインしたのですが、手渡されたキーをよく見てみると何と部屋の階数が違う…！父と母は15階、わたしたち親子は16階…。「アップグレードしておきました～」と言っていた気がするけれど、きっと「同じ階に部屋を取れなかったから」という言葉がついていたんですね…。

交渉する気力・体力、そしていちばんは語学力がないので、明日の集合時間だけ打ち合わせをして各自の部屋へ移動しました。

空港で見かけた「有名人っぽい人」の正体！

部屋に入ると、噂の無料で使えるスマホが！このスマホを親機として街中でもネットが使えます！助かったー！また、ホテル内では部屋番号を入れてログインすると滞在中ずっと使えるWi-Fiがあり、本当にハイアットリージェンシー様々でした。

Wi-Fiの設定をして、持ってきたコードでバッチリ充電も開始して、早速調べたのは飛行機でお友達になったペインちゃんが教えてくれた中国のスターのこと。「すごく人気のある、誰もが知ってる歌手と同じ飛行機なんて、わたしたち今日はラッキーなんだよ！」「名前を教えるから、帰ったら検索してみて！」と言われていたのです。