子どもたちの学校で採用されている五色百人一首。
北海道出身のわたしは「木札にぐにゃぐにゃの文字が書かれている卒塔婆のような百人一首」しか見たことがなく、「読み札」と「取り札」のある普通の百人一首には馴染みがなかったので、「これはひとつ学校と同じものを持っていたほうが良いのでは…?」と、数年前に購入しました。
わたしに知識がないので本も準備して万全の態勢で挑んだのですが、学校から何か課題が出るわけでもなく、授業ではやっているようだけれど詳細は不明、そして娘がたいして興味を持っていない!
漫画「ちはやふる」も勧めてみましたが、「先生が学級文庫に置いてくれたから読んだけど、そんなに好きじゃない」とクールな姿勢。ちょうど実写映画化されたこともあって、クラスの女の子たちは「ちはやふる」から百人一首にハマる子が続出し、何とチームを組んで大会に出る子たちまで!娘には映画も勧めたけれど、案の定「観なくていいや」って言われちゃったよね…。
というわけで持ち腐れていた百人一首グッズたちですが、去年の3学期、突如として日の目を見ることとなりました…!
息子の学年が、「1年で20首覚える」という方針のもと、3学期からは家庭学習として毎日百人一首の音読をすることになったのです。そうやって覚えた句を先生の前で暗唱し、目指すは五色のうちの青札20首の完全制覇!
覚えるのはプリントで
学校からもらった20首の一覧は、いつでも手軽に取り組めるよう、コピーしたものをラミネート加工。(プリント類はラミネートするとこうやってお風呂に持ち込むことができます!よくある「お風呂ポスター」と同じく、壁に貼ることもできるのでおすすめです。)習い事への行き帰りの車内や、お風呂の中で、毎日読んで覚えました!
調べるのは本で
「ぬさもとりあへず」など気になった部分は、買ってあった本で調べました。
ちびまる子ちゃんより、「親子でおぼえる百人一首」のほうがすべての句に漫画がついているので、わかりやすかったです。「ぬさ」の絵も載っていましたよ!
実践は五色百人一首で
覚えると使いたくなるのが人の常。というわけで、なんだかんだ学校での取り組みだけで100首をマスターし、五色百人一首にも慣れた娘が相手役を買って出てくれました。あんなに興味がなさそうだったのに!百人一首完璧じゃん!なんなの!
毎日触れていたおかげで、素養のなかったわたしもこの20首だけは完璧になりました。2年生になってからはまだ百人一首の課題は出ていませんが、引き続き「プリントで覚え、本で調べ、五色百人一首で実践」方式でいきたいと思っています!
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