昨日は到着が遅かったのでいつもより遅い時間に寝た子どもたち。それでも旅ははじまったばかりなので、9時の集合時間に合わせてちゃんと起きて身支度できました。
快適なホテルのWi-Fi＆完璧に充電したiPadとスマホでくつろぐ子どもたち。どこに行っても一瞬で家のようにくつろげるふたりです…。
翠華餐廳
朝食は、ホテル近くの翠華餐廳へ。香港のファミレスチェーンです。
「とにかく香港にくれば美味しいものが食べられる！」と期待値マックスで挑んだわたしたち。息子が「食べれるよ！」というので何気なく頼んだ辛い麺が、想像の遥か上をいくものすごい辛さで…。期待に胸を膨らませていた分、無表情になる息子。
父と娘が頼んだ洋風なセット（スクランブルエッグと、パンとソーセージ）も、わたしと母が頼んだ麺類も普通に美味しかったのですが、他の印象が吹っ飛ぶほどの「辛い麺」でした。
教訓：香港の「辛い」は本当に辛い
キャットストリート
一旦ホテルに戻って準備を整えた後は、MTRを使って上環へ。ホテルから尖沙咀の駅までは地下道で繋がっているので、移動に便利でした。
上環駅から出ていきなり果物屋さんで立ち止まる人たち！この日一番最初の買い物が、まさかの果物！これからまだまだ観光するというのに！信じられない！
目に映るものすべてが新鮮で、いちいち立ち止まってしまいます。大量の水のボトル？はいたるところでみかけました。
母が来たがっていたキャットストリート。朝早かったので開いてないお店もありました。
面白いものはあるのですが、母が期待していた「アンティーク」や「骨董」とは違う雰囲気。欄間というのでしょうか、木彫りの建具などちょっといいなと思うものはあったのですが、大きさや重さなど、持ち帰ることを考えると躊躇してしまう感じ。
熱心に見て回っていた娘は、かんざしをひとつ買っていました。
来来キョンシーズ的寺院
寺院があったので、入ってみることに。（せっかくですからね！）
な、なんか見たことあるぞーーーー！
それもそのはず、どのガイドブックにも必ずと言っていいほど載っている、香港最古の寺院「文武廟」というところでした…！学問の神・文昌帝と、三国志の武将・関羽がまつられているのだそう。（後からホテルで調べて知りました…）
外観からは想像もつかなかった異空間。みなさんお線香のようなものを買ってお参りしていたので、それに倣ってわたしも…とも思ったのですが、生半可な気持ちでお参りするのが躊躇われるような雰囲気でした。すごかった…。すごく…キョンシーでした…。
ハリウッドロード
煙もくもくの文武廟を出て、ハリウッドロードをぷらぷら。
木の根っこ！こんなの初めて見た！（この後色々なところで見かけました）
香港っぽくておしゃれな雑貨が人気のお店、「G.O.D」にも寄りました。わたしはエコバッグやコースターなどを、娘はカジュアルなチャイナワンピを買いました。
チャイナドレスって、身体のラインがきれいに出るようにオーダーメイドするような服だから、香港の方からするとぴったりサイズが美しいんですよねきっと。店員さんはSサイズ激推しだったのですが、無難にMを購入。スウェット地で気軽に着られてとてもかわいいので、本当にいいお買い物でした！
Goods of Desire Official HomepageG.O.D
縁起物屋さんがアツい！
あてもなく歩いていたわけではなく、実はこの辺りに「PMQ」という警察官舎をリノベーションした複合施設があるはずだったのですが、地図を見ても、親切な地元民に聞いてもよくわからない…。そうこうしているうちに映画にも登場したという有名な、ながーいエスカレーターにも成り行きで乗っていました。（みんなお腹が空いていて、それどころじゃなかった）
結局PMQは素通りし、手近なカフェでお腹を満たした後は坂を下っていきます。
上環エリアは、いたるところにフォトスポットが！
狭い路地にたくさんのお店がありました。
こちらのお店には、旧正月に使われるような縁起物のほか、葬儀用の紙製品がたくさんありました。亡くなった方があの世で困らないように一緒に燃やすのだそう。あくまで葬儀用品なので興味本位で購入するのは不謹慎という気もしたのですが、縁起物と一緒に色々買ってきました。めちゃくちゃアツいお店だった…。
ハーバーシティー
15時くらいにホテルに戻ってきて、朝買った果物を食べたり、買ったばかりのチャイナワンピを試着したり。息子は父とホテルにあるプールに向かい、娘は部屋にいたいというので、わたしと母で食料調達がてら出かけることになりました。
タクシーをひろいたかったのですが上手くつかまえられず、歩いてハーバーシティへ。
「BOOK CASTLE」という、英語の本や教材を扱うお店。ハーバーシティの中でもKID Xという子ども用品ばかりを扱うフロアのいちばん端っこ、トイザらスの目の前にあります。
もうね、店内はものすごい量の本、本、本！もっと上手に探せるとよかったのですが、母を待たせていたので、それでも欲しかった本をお買い上げ。一人で来てたら半日はいられたと思います…。楽しかった…。
ハーバーシティから見る、香港！な景色。
食料調達！
行きに目をつけていたお店で、記念すべきファースト「鶏蛋仔」を購入！食感としてはワッフルに近いのかな。素朴な甘さがやみつきになって、滞在中は何度も買いました。
K11(泊まっているホテルの下にあるショッピングモール）の中にあるおにぎり屋さんでおにぎりを買い、同じくK11内のスーパーで食料を調達しました。果物や野菜は日本産がたくさん！ヨーグルトや牛乳は見たことのないメーカーのものばかりで、テンションが上がってつい買いすぎてしまいました。
３人だけで秘密のお出かけ
買ったもので簡単に夕食を済ませ、父と母が自分たちの部屋に戻った後、いくら元気な両親でも60代のおじいちゃんとおばあちゃんなんだよなあ…色々連れまわして悪かったなあ…と反省するわたし。
その反省の気持ちがどう捻じ曲がったのか「父と母を付き合わせられないなら、子どもたちと行けばいいじゃない？」と思いつき、ホテルの人に頼んでタクシーを呼んでもらい、子どもたちと3人だけで夜の香港へ…！
行先は、夕方母と行ったばかりのハーバーシティ。ホテルの人が行先を書いたメモをドライバーさんに渡してくれて、スムーズに出発できたのですが、母と歩いたような道ではない道を通るタクシー。
父にも母にも黙って出てきたのに…かわいい我が子を連れているのに…ほんとにハーバーシティに行ってくれるの？？？大丈夫？？？と内心めちゃくちゃ不安でした。正直怖くて泣きそうだった…。ちゃんと無事に着いてよかった…。
（ハーバーシティはすごく大きなショッピングモールで、わたしたちが行きたかったのはスターフェリー乗り場の近くのオーシャン・ターミナル。このとき降ろされたのは、カントンロード沿いの高級ブランドショップばかりの場所でした）
怖い思いをしてまでやってきたのは、場所がわかりにくくて探せなかった「誠品書店」という大きな本屋さん。中国語の音声が出る子ども向けの絵本があれば買いたかったのですが、見つからず。日本の漫画の中国語版があったり、日本の雑誌がそのまま売られていたり、短時間でも楽しめました！
いつも写真を面倒くさがる娘が「せっかくだから撮っておこう！」と言い出して、夜景をバックに秘密のお出かけの証拠写真。帰りは上手にタクシーもつかまえられ、コンビニでお菓子や飲み物を仕入れて部屋に戻りました。あー無事に戻ってこられて本当によかった！
コンビニで買った子ども向けの本をパラパラめくりながら、長い長い一日が終了。ほんっとうにお疲れさまでした！（④に続きます）
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